

まえばら農園からの、ほっとする時間のおすそわけ


こんにちは、まえばら農園です。
徳島県の山あいの小さな町、上勝町(かみかつちょう)で、 きらきら光るきれいな水と、澄んだ空気に囲まれて、 私たちは毎日、土と向き合っています。
「おいしくなぁれ」 「げんきに育ってね」
そんなふうに、ひとつひとつに声をかけるように、 大切に育てたものたちを、あなたのもとへ。
ふぅっとひと息つきたいときに、 私たちの農園のことを、そっと思い出してもらえたら嬉しいです。
ひと息いれませんか?
農園のめぐみ
まえばら農園では、自然の力をたくさん借りて、 お茶を作っています。
- 阿波晩茶(あわばんちゃ)
- 私たちは「神田茶(じでんちゃ)」と呼んでいます。
- ちょっとめずらしい、乳酸菌でゆっくり発酵させたお茶です。
- おなかにやさしく、とってもまろやかな味わい。
- 赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、
- みんなで安心して飲んでいただけます。
- (お湯をそそぐだけの、簡単なティーバッグもありますよ)
ぐるり。めぐる季節と、
阿波晩茶
山にいると、季節がゆっくりと、でも確かに めぐっているのがわかります。 私たちは、そのリズムにあわせて、しごとをしています。
阿波晩茶(神田茶)づくりも、 その季節のリズムのなかにある、大切なしごとです。
やさしい味わいの「神田茶」ができあがるのです。
春まで、ゆっくりと
寒い冬をじっとこらえ、春のあたたかい日差しを浴びて、
茶の木は、夏の収穫に向けて、ゆっくりと力をためていきます。
夏(7月~8月ごろ)
太陽の光をたっぷり浴びて、茶の葉が青々と茂ります。
そして、夏の土用を過ぎるころ。
いよいよ、阿波晩茶の収穫がはじまります。
摘みとった茶の葉を、ゆでて、
大きな樽(たる)につけこんで、じっくり発酵させます。
夏の終わり(8月~9月ごろ)
樽のなかで「おいしくなぁれ」と、
しっかり発酵したお茶の葉を、
今度は、夏の終わりのまだ強い日差しをかりて、
お日さまのもとで、よく乾かします。
(この時期は、農園じゅうがお茶のいい香りに包まれます)
そして、ひと息
こうして、たくさんの手間と時間をかけて、
あのやまぶき色をした、
体にすーっとしみわたるような、
やさしい味わいの「神田茶」ができあがるのです。
大切にしたい、この場所の
「文化」
私たちが「神田茶」と呼んで大切に作っている阿波晩茶。
そのめずらしい作り方は、この徳島の山あいで、 ずっと昔からおじいちゃん、おばあちゃんたちが 受け継いできた、大切な「文化」でもあります。
お茶の葉を、大きな樽(たる)につけこんで、 自然の乳酸菌の力で、ゆっくりゆっくり発酵させる。
時間も手間もかかるけれど、 この方法だからこそ、あのやさしい、 すーっと体にしみわたるような味わいが生まれるのです。
まえばら農園の想い
自然がくれるものに、ちょっとだけ手を借りて。 昔から続くやり方を、大切に守りながら。
あなたの毎日に、 「ほっ」とできる、あたたかなひとときを お届けできますように。

コラム
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